アルバと風の世界
「時空石の場所は、空風の果てにあります。
虹風の世界との境界なのです。そのあたりにも
黒風軍が見張りをおいています。かなり危険な状況です。
ですから、覚悟は必要です。

平和になったときには、私も名乗ることが可能に
なるでしょう。そのときまで存在できればですが・・」
予想マシンがそういいました。

聞きながら、アルバが
「そうか。やはり、君は
風の世界の魂なんだね。もしかしたらと思っていたよ。
わかった。じゃあ、名前はそのまま、予想マシンでも
いいかな?」
少しおどけた感じで言いました。

予想マシンが、「もちろん、予想マシンのままでいいですよ」

「アルバ、ありがとう。今まで隠していて
ごめんなさい。みんなもごめんなさい」
ほっとしたように言いました。
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