私の声


ガチャ。


オートロックって。


高校生だろ。


梨沙に続き部屋に入った。



広いな。



「これどこに置けばいい?」


「そこに置いといて
運んでくれてありがとう」


久しぶりの笑顔。


「ソファーに座って待ってて。お茶入れるから」



言われたとおりに座った。



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