私の声


それから五分後。



ピンポーン。


俊がきた。



取り敢えず俊を部屋にあげ、お茶を淹れて持っていった。



「で、いきなり呼び出してどうした?」



「オーディションに合格した」



俊はわけがわからないという顔をしていた。



「えっ?」



「だから、合格してたの!オーディションに」




「まじか。やったな」


満面な顔で笑ってた。



ドキッ。



まただ。


最近俊の笑顔をみるとドキドキする。




顔が熱い。



絶対顔真っ赤だ。



< 136 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop