私の声

どうしちゃったんだろう。


そんなこと考えながら体育館に行ったら、もう式が始まっていた。



私は後ろからバレないように入り、隅の方で座って聞いていた。



そういえば春君間に合ったかな?
て、なんで春君の心配してるんだろ。


春君なら大丈夫だよね。


そう思いながらも式中、ずっと春君のこと考えていた。

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