私の声



『聞いて欲しいことがあるの』 




「何?」




瑠來が首を傾げた。




『私の過去』




「大丈夫か?」



俊が聞いてきた。




コクン



大丈夫。


私決めたから。


ちゃんと話すよ。


見守っててね透弥。




それから私は紙に書いた。






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