私の声



「大丈夫だ。俺らがついてる!
俺達を信じろ!離れたりしねぇ」




俊…。



「しゅ………ん………」



「えっ!」




俊が驚いていた。




「梨沙、こ…え…」



京太が、目を開いていた。



「でてる」




瑠來が呟いた。



そういえば。




「梨沙?」



「うん?」



「出たな。声」

「うん!皆が取り戻してくれた
ありがとう」



そういって私は抱きついた。




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