私の声



「ふぅ」


皆の方を見ると唖然だった。



口が開いていた。




「梨沙、上手すぎ」


「そう?下手だと思うんだけど」



音程外れてないか不安なくらい。




「歌手より上手い」


俊が呟いた。



皆は俊の言葉に頷いていた。



「お世辞でも嬉しい。ありがとう」




ニコッと笑った。



皆は顔が赤かったけど。



何でだろう?




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