私の声



「皆、集まって」



って言って、集まってくれた。



「返事なんだけど、瑠來、侑隼、京太…
ごめんなさい!」


「えっ?」




「私は俊が好きです」



俊のほうを見ると、驚いていた。



「まじか?」



うん、と頷いた。



ギュッ。



一瞬何が起こったか分からなかった。


すぐに俊が抱きついたとわかった。




「幸せにする。俺と付き合ってください!」


「はい!」



パチパチ。





< 75 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop