★制服男子★
~♬

鳴った。

こいつ、学校終わってすぐかけてきやがる 。

さすがにすぐでたら不自然だよね…。

一回目は無視することにした。

和真、お世話になった名前だな。

もう使わないから。

♪~

二回目はやっ!

本当に和真のこと好きなんじゃないのか?
この人。

まだ、でちゃ駄目!

あと、一時間くらいしたらでていいよね。

一時間まつのはめんどかった。 6回鳴ったんじゃない!? ♪~

「もしもし、いい加減にしろ。」

「やっとでたな。」

やっとって、なんだよ。

「本当にやめてくれ。真希の言ったことは 事実だ。」 「それは真希の本心で、和真の本心じゃないだろ。」

こいつ…きづいてる?

「なにいってんだよ。」

「お前…真希だろ。」

ブチッ

ずっと気づいてたのか?


なんだよそれ。

はぁ?

いつバレた!?


意味わかんない。

なに、ずっと知っててあんな態度とってた の?


いつから?
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