★制服男子★
「おい、いつからきずいてたんだ。」

「この前の、真希のマネとか言ってたやつ は確実だと思った。」

「今日、いつも遊ぶ場所こい。」

けじめ、つけたい。

待ち合わせ10分前に来たのに、もういる。

「よっ。」

五十嵐は驚いた顔してた。 まぁ、わかるよ。

男子制服着てるもん。

「真希はお前のこと嫌い。」

「あぁ。」

「和真はお前のこと好きなんだよ。」

「えっ。」

まだ、わかんないのか?

いや、こいつだからわかるか?

「和真として、これからヨロシク。真希と わ、喋んなよ。」

「え?え?」

「あそぶぞ、五十嵐。俺は和真だ。」

「ジュースおごる。」

これでいんだろう。

一生、恋愛発展はしないだろう。

友情でつきるんだ。

のこるのは、笑顔だけにするんだ。

これからは、こいつの前では…



男でいなきゃ駄目なんだ。




好きだったんだ。
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