ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
そこへ遥が声をかけてきた。



「翔矢さん、


優勝できなかったのは残念だけど、



でも2位なんてすごいじゃない、



次頑張ればいいよ」



「そうじゃないんだ遥、



俺は優勝できたレースを自分のミスで落としたんだ、



今日のこの僅かなポイント差が結構最後に響いてくることもあるんだよ」



「まあ過ぎたものは仕方ない、



次頑張ればいいことだ」



そしてレースを終えた彼らは、



帰り支度を済ませると、



ホテルへ帰り、



その翌日我が家へと帰っていった。

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