ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
「ご苦労さん、どうだ調子は」



「スゲー調子良いっすよ」



「みたいだな、


非公式ながらコースレコードも出たそうだ」



「そうなんすか?


どうりで調子いいわけだ、



でもならどうして入れたんすか?


このままの調子をキープして走らせてくれればいいのに」



「この前みたいにこけても仕方ないだろ、


一応気持ちを落ち着かせようと思ってな」


「大丈夫ですよ、この前とは違うんですから」



「そう油断してるからこの前の様な事が起きるんだ」



「はい、すみません」


「分かったら2本め行って来い」


その後ガス補給を済ませた翔矢は、


2本めの走行へ向けコースインしていった。
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