ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
「大丈夫ですよ小早川さん、



ちゃんと俺たちの言うことを守っていれば心配いりません」



「そこが一番心配なんですが…」



小早川が小声で呟くと、翔矢が何かを思い出した。



「そうだ、いきなりレースに行くのもなんだから、



来週の土曜日練習走行があるんだ、一緒に来るか?」



「行く行く、連れてって」



「じゃあ日曜日7時に迎えに来るよ」



「そんなに早いんですか?」
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