ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
このサービスエリアで休憩をとる翔矢たち、


その時遥は、


売店でケータイストラップを見ていた。



そんな遥に気付き、


翔矢が声をかける。


「なんだ、それほしいのか?」


「別に、ただ可愛いなと思って」


「じゃあ買ってやるよ」


「良いよ、自分で買えるもん」


「遠慮するな、


こういう時は買ってもらうもんだ、


どれが良い?」


「ありがとう、じゃあこれ」


好みのストラップを手に取ると、


翔矢に手渡す遥。
< 223 / 293 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop