ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
そんな会話をしていると、


車は大きな橋を渡った。


「わぁ、大きな橋」


車はさらに土手の上を走り、


河川敷へと降りて行った。


「遥ちゃん、これから少し揺れるからね」


「はい、分かりました」


その後車は、


舗装されていない道をガタゴトと車体を揺らしながら、


ゆっくりと走り抜けていく。


そして着いた先は、


あるコース全体が一目で見渡せるほどの、


小さなサーキットだった。
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