ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
その頃、自販機に向かっていた翔矢の下に、


一人の少年が駆け寄ってきた。


「あのっ!葛城選手ですか?」


「そうだけど」


「ファンなんです、握手してください!」


少年はドキドキしながら手を差し出した。


「良いぞ!」


握手をする二人、


少年は嬉しさのあまり、


瞳をきらきらと輝かせていた。
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