ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
そんな時、


先程とは別の少年が翔矢の下にやってきた。



「あのっ葛城選手!」



「おう、なんだ?」



「ファンなんです、握手してください!」


「良いぞっ、でも俺なんかで良いのか?


もっと世界を走ってる有名な選手がいるだろ!」



「いえ、葛城選手が良いんです、


葛城選手のアグレッシブな走りが大好きなんです!


それに僕は、


葛城選手はいずれ世界を舞台に戦う選手だと思ってます」



「そうか?なんかそんな事言われると嬉しくなっちゃうな、


握手位なら何回でもしてやるぞ」



そしてお互い満面の笑みで握手を交わした。
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