ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
そして翌週、


遥たちは岡山のサーキットにいた。


この日は金曜日のフリー走行、


翔矢は好タイムを連発していたが、


対して隼人はタイムを上げられずに苦戦していた。


哲弥が浜崎に話しかける。



「翔矢のやつ、今日も調子いいみたいですね」



「今日は涼しいからなあ、


そのせいもあるんじゃないか?


どうだ哲弥、


気温もそれほど暑くないから路面温度もちょうどいいんじゃないか?」
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