ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
これを見た遥はすごく興奮している。



「すごいすごい、翔矢さん一位よ」



「遥ちゃん落ち着いて、


まだ始まったばかりなんだから、


この先何があるか分からないんだよ、


気を引き締めていかないと」


「そうですね、


ごめんなさいはしゃいじゃって」


「それにしても、


1周目でこれだけ差が開いてちゃ、


先行逃げ切りも狙えるかな?


あいつはどう考えてるんだかな」



その頃隼人は、


戦前の予想通り後方に沈んでいた。
< 267 / 293 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop