ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
「そうですか?


まったく若い女の子には甘いんだから、


しょうがねえから今日はいいや、



次行く時までに買っといてくれよな」



「良いの?ありがとう、



ティアラおいで、行くわよ」



「ちょっと待った!犬まで連れて行く気か」



「ダメですか?」



「ダメに決まってるだろ!



この犬のおかげで俺がどんな思いしたか忘れたのか?



また突然コースに飛び出したらどうすんだ?



その犬の命が危険に晒される事だってあるんだぞ!



愛犬をそんな目に合わせたくないだろ」



「分かりました、



ごめんねティアラ、



おうちで待っててくれる?」
< 33 / 293 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop