ウイニングラン~夢をこの手につかめ~
「はい、もしもし?」



「もしもし俺だ」



「翔矢さん?」



「そうだ、今大丈夫か?」



「待って」



そう言うとリビングを離れ、


自分の部屋に入っていく遥。



「もしもし、大丈夫です!」



「昨日言うの忘れたんだが、



また今度練習に行くんだ、


今度の日曜日なんだが、



行けるか?」



「また連れてってくれるんですか?」



「あぁ、行きたいだろ?」



「はい、行きたいです!」
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