私と彼の物語









入学式が始まり、いろんな先生の長い話が続く


聞こえないし、長いし、暇すぎだし

も~、早く終わんないかな??


すると、今までいなかった隣に人影が見えた

私は少しびっくりして顔を上げると、一人の男の子が立っていた

少し汗をかいていたし、この時間だと遅刻してきた人か。


彼は、私に気付くと爽やかな笑顔で笑いながら、人差し指を口に当てた

やっぱり、遅刻でどっからか紛れ込んだんだ


私は、小さく頷き、前を見直した









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