私と彼の物語





 会えてよかった。凛は絶対海にいると思ったんだ


次は自慢そうに微笑む要くんを見て、私も微笑む


 ...探してくれて、ありがとう


私がそう言うと、満面の笑みを浮かべる要くん

さっきまでポツンとしていた胸が満たされていく。


これが幸せって、言ううのだろうか


 これからずっと一緒にいよう。俺がずっとそばに居るから。もう、どこにも消えないで?

そう言って私の目を真剣な眼差しで見つめる要くん


そのとき私は思ったんだこの人とならって


私はその瞳に魅かれるようにゆっくりと頷いた





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