私と彼の物語




ああ、また私は大切な人を死なせてしまったんだ

私のせいで、また人がいなくなってしまった


そう思うと、涙も出なかった

絶望と悲しみで胸が締め付けられる



やっぱり、私は幸せになんてなれない

人を幸せにすることもできない

ただ、傷つけて失ってしまうだけ





その日の深夜、要くんが亡くなったことを告げられた






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