*君の全てを愛してる*
「材料とかあるー?」


「んー、どうだろ・・・」
「俺、料理出来ねーからほぼ無いかも」


「お米あれば一応作れるよー」
「あと出来るだけ卵もあればいいんだけど」



俺達は台所の至る所をあさる。


「あー、卵ぎりぎりあるわ」


「そっか、じゃあ卵粥作ったげるよ」
「春瀬君はもー寝てていいよ」



俺は高森の言われるままにベッドへ入った。




制服姿で台所に立つ
高森を見て俺は凄く
違和感を感じた。








誰かが俺の為に料理をしてくれる事に。
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