*君の全てを愛してる*
+Crack
「あ、でも少年院にはいい奴もいるよ」
高森は少し驚いた表情でこっちを見る。
「そうなんだっ」
「正直、怖い人ばっかりかと思ってた」
「ははっ」
「まあ世間の目からしてみればそーいう偏見持つ人も多いよ」
「へぇー」
「まあ俺みたいな奴がいっぱい
いるんだからしょーがない事かな」
きっと今の俺の顔は心から笑えない苦笑い。
でも、その現状をいつも崩すのが、
「そんな事ないもん!」
「私、春瀬君のいいとこいっぱい知ってるっ」
高森だ───・・・。
だから、俺を変えられたんだと思う。
「高森のそーいうとこ好き」
意地悪に笑って見せた。
高森は少し驚いた表情でこっちを見る。
「そうなんだっ」
「正直、怖い人ばっかりかと思ってた」
「ははっ」
「まあ世間の目からしてみればそーいう偏見持つ人も多いよ」
「へぇー」
「まあ俺みたいな奴がいっぱい
いるんだからしょーがない事かな」
きっと今の俺の顔は心から笑えない苦笑い。
でも、その現状をいつも崩すのが、
「そんな事ないもん!」
「私、春瀬君のいいとこいっぱい知ってるっ」
高森だ───・・・。
だから、俺を変えられたんだと思う。
「高森のそーいうとこ好き」
意地悪に笑って見せた。