*君の全てを愛してる*
「で、どうしたんだ?」

「公望が此処に来るには
理由があるんじゃないのか?」



仲谷さんは何かを察した様に言ってきた。



「はい」
「その・・・」



「ん?」



「俺、母さんに会いたいと思うんです!」




直球で春瀬君は思いをぶつけた。




「公望・・・」

「・・・ちょっと待ってなさい」




それだけ言うと仲谷さんは奥の部屋へ入っていった。




「「・・・?」」




少しの不安を隠しきれない二人。




< 85 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop