【完】幼なじみの、お嫁さん!!

『おーい穂波?
なんか答えろよっ』


私があれこれ
考えていると

陸斗が私の顔を
覗き込んできてそう言った。


(えっ!?っと…
なんか、話さなきゃ)


私は混乱しながらも
口に出す言葉を何にしようか
必死に考える。


(えっ、けど
何もなくない?話題なんか…)


動揺しているせいか
何も出てこない。


その状態で私の口は
反射だけで勝手に動き…


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