【完】幼なじみの、お嫁さん!!


陸斗の本音を聞いたせいか


今度は私が
この場から離れたくなった。



何となく…

もうこれ以上ここで

陸斗と顔を
合わせていたくない。



「ねえ、笹音?」

『なにー?』

「私も見たい本まだあったから
今度は私が見てきていい?」

『うん、いいよー』

「じゃあ、行ってくる」



私は早足で歩いて

2人がいるところから
かなり遠くの本棚まで行った。




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