【完】幼なじみの、お嫁さん!!

あの時


単なる偶然だったのか

それとも俺らの意思で
そうしたのか


どっちだったのかは
分かんねえけど


ホールに寝転がった俺の隣には
穂波がいた。



あの行事は


昼ごはん食べた
すぐ後にやったから

星見たままいつの間にか
スリープモードに入る
園児もいたんだけど


俺も穂波も
うとうとすることなく


天井に映し出される
ニセモノの星空を
ただ黙って見ていた。


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