【完】プリンセス
第十五話☆陽呂
「心菜さーん、いい加減起きてくれませんか?」
「……ぅ……ん」
はぁー……。
これは、わざとか?
乱れたパジャマから見える白い柔らかい肌。
少し癖がついたシャンプーの香りが漂う髪。
小さな唇から漏れる吐息。
って!
俺は、何ちゅう発想をををっ!
原因は……あれだな。
うん、絶対あれだ……。
あれしかないっ!
“スキー旅行”
だってさ?
心菜から、誘って来た? んだぞ!
そんなの……さすがに焦るってーのっ!
俺にも、心の準備が必要だって。
そりゃ?
本能で動く生き物だし?
やろうと思えば……出来るよ?!
でもっ!
俺だって緊張とかするし。
てか、心菜が震えてたのに……手出せなかった。
なんてっ!
口が裂けても言えるかっちゅうの。
俺も震えた……なんて言えるわけがねーーー!
「……ぅ……ん」
はぁー……。
これは、わざとか?
乱れたパジャマから見える白い柔らかい肌。
少し癖がついたシャンプーの香りが漂う髪。
小さな唇から漏れる吐息。
って!
俺は、何ちゅう発想をををっ!
原因は……あれだな。
うん、絶対あれだ……。
あれしかないっ!
“スキー旅行”
だってさ?
心菜から、誘って来た? んだぞ!
そんなの……さすがに焦るってーのっ!
俺にも、心の準備が必要だって。
そりゃ?
本能で動く生き物だし?
やろうと思えば……出来るよ?!
でもっ!
俺だって緊張とかするし。
てか、心菜が震えてたのに……手出せなかった。
なんてっ!
口が裂けても言えるかっちゅうの。
俺も震えた……なんて言えるわけがねーーー!