【完】プリンセス
放課後、いつもなら、陽呂と帰ってる時間……。
なのに、生徒会室で体育祭と文化祭の準備。
一応、3年の私達って受験だよね?
まぁ、エスカレーターのうちでは、あんま受験する人いないけどね?
それでも、何で高校3年の2学期から生徒会なのよ。
んっとに有り得ないっ!
「ね、ね。心ちゃん」
「んー? 何?」
事務的作業に慣れつつある私に、手を止めて話しかける愛未。
「生徒会長ってモテるんだって知ってた?」
「へぇーあのキモイ笑顔が?」
「キモイって……」
ブッと笑い周りを見回してる愛未を無視して続けた。
「キモイじゃないっ! あのうさん臭い笑顔!」
「陽呂君と1・2を争う位なのに~」
はぁ?陽呂と???
てか、同じにしないでよねっ!
陽呂の方が……かっこ…いい///
マシよ、マシッ!
なのに、生徒会室で体育祭と文化祭の準備。
一応、3年の私達って受験だよね?
まぁ、エスカレーターのうちでは、あんま受験する人いないけどね?
それでも、何で高校3年の2学期から生徒会なのよ。
んっとに有り得ないっ!
「ね、ね。心ちゃん」
「んー? 何?」
事務的作業に慣れつつある私に、手を止めて話しかける愛未。
「生徒会長ってモテるんだって知ってた?」
「へぇーあのキモイ笑顔が?」
「キモイって……」
ブッと笑い周りを見回してる愛未を無視して続けた。
「キモイじゃないっ! あのうさん臭い笑顔!」
「陽呂君と1・2を争う位なのに~」
はぁ?陽呂と???
てか、同じにしないでよねっ!
陽呂の方が……かっこ…いい///
マシよ、マシッ!