片想い。
私ってそんなに顔に出しちゃうのかな……
なんて考えていると……

「その感じは聞いてないのね。」

と奈津美がいきなり真顔で言ってきた。
正直、ビビります。(かなりね……)

『聞くってなにをさー』

私が口を尖らせて聞くと……

「今日ね、7組の青木さんが鈴木くんに告るらしいよ……」

『えっ……』

なんだっ………

「その話断ったから。」

て???……って

『はぁ?!』

私の声は学校全体に響き渡った。

のちに、
奈津美と蓮の2人には
散々、怒られるのでした……
< 13 / 21 >

この作品をシェア

pagetop