片想い。
「まっ!今年は俺たちの代だしな!!」

蓮はなんか嬉しそうにでも
照れくさそうに話してくれた。
私はそれが嬉しかった。

『うん!!派手にやっちゃお!!』

「お前は派手すぎだから駄目。
でも、そこがお前らしいけどな。」

不意打ちだ……

蓮はそんなことを言いながら
私の頭を軽く叩いた。

私のスキな蓮の仕草だったりする。

『髪がボサボサになるじゃん!!』

私は照れくささを隠すために
軽くキレた。

今はまだ、
蓮にこの思いを伝えるわけに
いかないから。

「いーじゃん。どうせ、グシャグシャ
なんだしよ。じゃーな。」

蓮は素っ気ないけど
優しいさは持ってる。

『もー。おやすみ!!』

そんな蓮が
大好きだ。
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