短い時の中で
とっさについた嘘
学校行きたくないな・・・
そんな嫌な気持ちで制服に着替えていると
『ピンポ―ン』
とインタ―ホンの鳴る音が聞こえてきた。
こんな朝っぱらから誰だろう??
なんて考えていると玄関から扉が開く音と、母親の誰かと話している声が聞こえてきた。
声の高さが違う・・・きっとかっこいいセ―ルスかなんかか・・・
母親の少し高くなった声に半ば呆れながら、制服に着替え終わると同時に
『茅沙妬ぉお客さんよぉ』
という母親の声が階段の下から聞こえてきた。
へ・・・私に客??