吹奏楽部の青春日常



「告白しないの?」


「好きじゃないって言ってる。

・・それに、もし、仮に好きだとして、告白しても俺に利益は無い。」



鈴音先輩がため息をつく。



「胡瓜のバカ!恋は利益でするものじゃないでしょ!?」


「耳元で大きな声を出すな。俺は馬鹿じゃない。
それに、桜には杏紅とか言うやつがいるじゃないですか。」

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