吹奏楽部の青春日常
俺は、坂本先輩の兄に嫉妬をしてたのかよ・・。
「やっぱ兄だって知らなかったんだ。
まあ、桜を好きなのかはっきりできたし良かったでしょ?」
「・・だからと言って告白はしません。」
とりあえず『今』は・・。
「さっきの事、坂本先輩に謝りに行きます。」
俺は晴れた空を見る。
「そ、・・桜は練習室にいるよ。」
そして、いってらーと言って手を振る先輩を見てから、
坂本先輩のいる練習室へ向かった。