こうして僕らは、夢を見る






没するシューズを尻目に私は前を向いて歩き始める。頬に伝う涙に気付かない振りをして。









――――――――紫煙が消えた。莨が水に融ける。川に飛び込んだのは青いジャージの教師。それを知ることもなくワタシは日記に筆を滑らした。





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