世界をあげる


「いっただきまーす。」

花ちゃんは大きな口を開けてご飯を詰め込む。

「ゆっくり食べなよ。」

「おいひい!」

よく噛んで飲み込んだあと、花ちゃんは俺を見た。

「何?」

「友達と仲良くするにはどうすればいいんだろ。」

「花ちゃんみんなと仲いいじゃん。どしたの?ケンカでもしたの?」

「違うけど…。」

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