世界をあげる

「何時に着く?」

「朝の7時とか?」

「ええ!朝!?私帰る!晩ご飯までに帰らなきゃ!」

花は席を立とうとする。

その腕をつかむ瑠璃。

「一緒に来てよ!」

「ええ…でも瑠璃ちゃんのお母さん心配するよ?」

「だから連絡するってば。」

そうこうしているうちに、東京行きのバス停のある駅に着いた。

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