世界をあげる

「バレないように堂々としてなさい。」

「るりちゃん!私お土産買いたい!」

「そんなお金ないわよ。」

「…。」

「…わかったわよ!買ってもいいわよ!でも家族の分だけね!」

「ほんと!?でも帰りのお金ある?」

「パパにもらえばいいわよ。」

「ありがとう!」

「でもその前にパパのとこ行くから。」

花は瑠璃に誘導されて電車に乗った。

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