世界をあげる

翌日。

今日も元気な子どもたち。

「楓!陣取りやろうやー!」

楓はちらっと瑠璃の方を見る。

「私は…」

ガタッ

瑠璃が立ち上がった。

「私も混ぜなさいよ。」

「え?」

「は?」

キョトンとする男子たち。

楓はびっくりしたが、すぐに笑顔になった。

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