世界をあげる

笑顔の理由



「泉、ちょっと今黒崎さんから電話あって行って来るけん、これ花に渡しとってや。」

「わかりました。」

俺は利一さんから色鉛筆とクレヨンを受け取って二階に上がった。

「花ちゃん、これ。」

「ありがとう!うわあ、クレヨンもある!」

花ちゃんはキャッキャッと喜んでいる。

「利一さんはちょっと出かけたからなんかあったら俺に言って。」

「うん!」

俺は店に戻った。

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