世界をあげる
子どもたちと騒ぎながら種を植えていき、なんとか全部終えた。
「いつ咲く?」
「1ヶ月後とかかな?」
「おっせー!」
「それまでみんなで朝晩水やりせんと枯れてしまうけんね、今から教室帰って水やり当番決めるよ。」
「「はーい。」」
子どもたちは校舎に入っていく。
「手伝っていただいてありがとうございました。」
林田先生が頭を下げる。
「いえ。楽しかったです。こちらこそありがとうございました。」
先生にさよならを告げて学校をあとにした。