世界をあげる

子どもたちと騒ぎながら種を植えていき、なんとか全部終えた。

「いつ咲く?」

「1ヶ月後とかかな?」

「おっせー!」

「それまでみんなで朝晩水やりせんと枯れてしまうけんね、今から教室帰って水やり当番決めるよ。」

「「はーい。」」

子どもたちは校舎に入っていく。

「手伝っていただいてありがとうございました。」

林田先生が頭を下げる。

「いえ。楽しかったです。こちらこそありがとうございました。」

先生にさよならを告げて学校をあとにした。

< 72 / 403 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop