100%の愛で〔SS〕
ドキドキがハンパない
「心臓もつかな?」
「もたなかったら困る」
「キャッ!!」
緊張してたせいか常葉が近付いてたのも気が付かなかった。
「嫌だったら止め「嫌じゃないよ!!初めてって言ってるじゃん」
恥ずかしさのあまり顔を隠す。
どんな事をするのかは知ってるよ。
でも、どうやってやるかなんて知らないし、どうなるかなんて未知の世界。
周りの友達は“痛かった”とか“グロテスク”とかって初体験報告をしていた。
「安心しろ、痛いなんて言わせね〜から」
と、言いながら私の服を脱がせて一緒にお風呂に入ってしまった。
「初体験で初風呂って…」
「まだまだやれる事イッパイある」
「もう結構です」
「怒ってんのか?」
「何で?」
「普通じゃないとか思わね〜のかよ」
「だって、常葉の女云々は知ってたし…常葉なりに私に気使ってくれてたし、浮気したら怒るけど…
って彼氏をほっといて自分優先しちゃう私が怒られるよね」
「元気になってくれんならほっとかれても……やっぱり無理だ!!」