100%の愛で〔SS〕
「浮気するの?」
「ちげぇ。
毎日テレビ電話にメールする。
ほっとかれたくねぇの!!」
葉菜種さん言ってた事をふと思い出した。
「フフッ♪」
「何だよ」
不貞腐れた常葉
「葉菜種さんが常葉が私のせいで変わったって言うのよ♪
急に思い出しちゃった」
「おかしいか?」
「えっ?」
「今までの女云々はただの見世物だ。
圭はチャントこの先を考えてるんだ。
一緒に居たいから変わる。
それ位愛してる」
“愛してる”
常葉を諦めないで良かったと実感した。
「親父の事は大丈夫だから。気にしないで行ってきな」
「う゛ん…」
「泣くな」
「う…ん」
「ハハッ♪可愛いな…ワリィ抑えらんねえ〜」
瞼にキスをされながら2人、ベットに沈む。
「いやぁ〜めでたいな〜常ちゃん♪」
「ウゼェ」
小声の常葉は本当にうざがってた。
「俺の事覚えてる?」
今、空港ロビーです。
「相手にするな」
「ひっどいわ〜」
「千景さんですよね?」