灯火-ともしび-
*1時間後*
「っ…なかなかやるじゃない。」
「たかがゲーム、されどゲームですよ。」
「…はぁ…疲れたっ…。」
「小夏、大丈夫か?」
流馬がヘトヘトの小夏を支え、ソファーに座らせる。
私はそんな小夏に麦茶を勧めた。
「大丈夫?」
「あ、お姉ちゃん…ありがとう。」
じわりと滲む汗がちょっと気持ち悪い。
シャワーでも浴びたい気分。
「あ、流馬くん!もう時間じゃない?」
「ん、あ、やっべ!映画の時間ギリギリかも!」
「あれ、二人で映画なの?」
「そうなんです。」
「早く行っておいで?」
「うんっ!」
「あんまり遅くなるようならメールしなさいよ?」
「はーいっ!」
「行こうぜ小夏!」
すっと繋がれた手に思わず笑顔になる。
嬉しそうな小夏の表情に、少しだけ安堵もする。
「…嬉しそうですね、夏海さん。」
ソファーに座りこんだ風馬が唐突にそう言った。
「っ…なかなかやるじゃない。」
「たかがゲーム、されどゲームですよ。」
「…はぁ…疲れたっ…。」
「小夏、大丈夫か?」
流馬がヘトヘトの小夏を支え、ソファーに座らせる。
私はそんな小夏に麦茶を勧めた。
「大丈夫?」
「あ、お姉ちゃん…ありがとう。」
じわりと滲む汗がちょっと気持ち悪い。
シャワーでも浴びたい気分。
「あ、流馬くん!もう時間じゃない?」
「ん、あ、やっべ!映画の時間ギリギリかも!」
「あれ、二人で映画なの?」
「そうなんです。」
「早く行っておいで?」
「うんっ!」
「あんまり遅くなるようならメールしなさいよ?」
「はーいっ!」
「行こうぜ小夏!」
すっと繋がれた手に思わず笑顔になる。
嬉しそうな小夏の表情に、少しだけ安堵もする。
「…嬉しそうですね、夏海さん。」
ソファーに座りこんだ風馬が唐突にそう言った。