太陽の詩~君と見た夢の空~
カリスマギャルと有望エース
詩side
《都立誠桜高校》
「詩ちゃ~ん!!!」
「ん?」
「今日の放課後、メイクと髪やってくれない?彼氏とデートなんだっ!!」
「いいよ。放課後ね。」
「やったぁ!!詩ちゃんにやってもらうと、彼氏が可愛いって言ってくれるの♪じゃあ、よろしくね~。」
可愛い‥‥か。
「う~たっ♪」
「紗季っ♪」
「さっすがカリスマ~。今日も予約済みですか♪」
「また~、紗季そればっかじゃん。」
「えへへ。だって詩可愛いんだも~ん。いじりたくなっちゃうって言うかさ。」
「そんなことばっか。いい加減にしないと怒るよ~。」
「ごめんごめんっ♪」