あなたしかいらないの!!
「俺、とりあえず別荘みてくるわ!」
翔が別荘を見てくれることになった。
俺は、浜辺周辺を探していた。
莉緒!どこにいるんだ!!
莉緒はなかなかいない…。
俺は焦ってきた。
ふとひと気のない日陰を見た…。
ん?あそこにいるのは……莉緒!!!!
俺は急いで莉緒のもとへかけつけた。
莉緒は俺に気付いて、
「理生……くん」
と力なく俺の名前を呼んだ。
フツフツと怒りがこみ上げてきた。
「き、君は誰だ!!」