あなたしかいらないの!!

目をつむると男の人顔が浮かぶ…。



怖い…寝れない…。




「何?寝れねぇの?」




「うん…なんだか、怖くて…」





「そっか…じゃあ、おいで!!」





理生くんが手を広げて私をよんだ。





私は素直に理生くんのところへ行った。





ぐいっ





理生くんが抱き締めた。





「俺がいるから、俺が守るから、安心して寝ろよ!!」





理生くん…。





なんで、こんなに優しいの?





傷つけたのに…。
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